所在地がはっきりしている

当たり前のようですが、所在地のはっきりしない業者というのは実は多いのです。
派手に広告を出しているけれど住所はアパートの一室のような所で、トラブルが発生すれば引き払ってもぬけの殻･･･
という話はよくあります。当たり前のようなことこそまずしっかり確認することが大事です。

建設業法の許可業者である

建設業法の特別規定に、受注金額500万円未満の軽微な工事については、建設業の許可がない業者でも
受注することができることから、事実上リフォームでは、無許可営業が可能という状況にあります。
この規定があるために、技術力のまったくないブローカー的なリフォーム店や
詐欺まがいの悪徳業者の参入を許してしまったわけです。今の時代、許可業者かどうかは最低条件として心得ましょう。

きちんと要望を聞いてくれる

リフォームの要望にきちんと耳を傾け、提案を出してくれるかどうか。
要望が伝わるかどうかはリフォームを成功させる上で非常に重要なポイントです。
業者からの「押し付け提案」を飲んでしまったり、あいまいな要望を出して結果不満足に終わったりしないよう、
自分の求めるものをきちんと把握し、要望はなるべく具体的にしましょう。
そして住む人の要望を汲取り、その要望に応えた提案をだしてくれる･･･、
綿密な打合せを行ってくれる業者かどうか見極めましょう。

水廻りリフォーム

 キッチン、トイレ、浴室などのリフォームです。毎日使う場所だけに、最もこだわりたい場所。
「収納場所を増やしたけれど使い勝手が悪い」、「浴室に手摺りを付けたけれど逆に邪魔でぶつかってしまう」など、
ちょっとしたことが後悔に繋がってしまうことがあります。
ご家族のライフスタイル、細かい要望、疑問、些細なことでも構いません。ご相談してください。
毎日使う場所には、リフォーム前の対話・打合せが成功のポイントなのです。

外廻りリフォーム

屋根・外壁・庭などのリフォームです。
工事が大掛かりになることが多いので費用がかかってしまうリフォーム箇所です。
リフォームで大出費とならないように日ごろマメにメンテナンスを行いましょう。
また、外壁の塗り替えなどを行う際、「サンプルと実際でイメージが違っていた」ということにならないよう、
しっかり確認しましょう。パソコンの画面で見た場合と印刷で見た場合、また日光の下で見た場合･･･
同じ色や質感であっても見る環境が違えば印象もまったく異なるのです。

内装リフォーム

壁紙や床の張替え、バリアフリーリフォームなどが該当します。
暗い室内は壁紙ひとつ、あかり採りの小窓ひとつで明るく変わります。
ちょっとした印象の違いは人の心理に大きく影響し、快適さや家族の団欒の要因となるのです。
また、どなたでも安全な暮らしをおくるためのバリアフリーリフォームをおすすめします。
てすりの取り付け、段差の解消、滑り防止の床材などの設置は、
高齢者の生活をサポートするとともに、介護する側の負担の軽減にもつながります。

全面リフォーム

ご紹介した上記のリフォームをすべて包括して行うリフォーム。
建て替えかリフォームか･･･築20年を過ぎたお住まいはどちらにすべきか悩むところです。
最新の仕様にも、ご家族の要望にも自由度高く対応することのできる「建て替え」と、
住み慣れた我が家を活かして費用を抑えて行えるリフォーム。
お住まいの状態をきちんと把握して、どのように変えたいのか、そして重要なのは
10年後、20年後のご家族の形態やライフスタイルを見据えて計画することです。